seki 中島 世期 karada-fan’s blog

いつもは執筆。時々asobi基地のボランティアや取材。で、そのついでにGoogleマップ ローカルガイドをしています。

メリークリスマス!そう、今日はクリスマスですね。だから、恐怖の「ホワイトアウト」クリスマスイブのお話をしましょう。

題「これまで生きてきて「死ぬかと思った」瞬間はありますか?身体的なものでも精神的なものでも」

小生 クリスマスイブになると思い出す出来事があります。

■霊ろ刻(ちろこく)物語:うぶすな神の婿

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この物語の舞台(取材地)は、今のこの時期、平均-7℃!ホワイトアウトが頻繁に起こります。

小生、未熟なので、実際に、軽自動車ごと、数十メートの距離をホワイトアウトに持っていかれ、助け出された経験があります。

車のドアや窓を開けると、余計にホワイトアウトに持って行かれるので、開けられない。真っ白で周囲がどうなっているのかも、まったくわからない。山の中で携帯も繋がらない。

「音のない轟音ってわかりますか?」
車の中で、音は聞こえないのに、ホワイトアウトの白い轟音が見えるのです。そう、蟻が踏みつぶされるように、成すすべもなく、ズルッ ズルッ と車が動く。
独り、運転席でハンドルを握りしめ、時々止まるフロントガラスのワイパーだけを見つめ、ただ、その白い轟音に飲み込まれ、息の根を止められるその瞬間を待つ。

恐怖のクリスマスイブはどんな記憶より鮮明です。

地球の自然が牙をむくと、ほんとうに恐ろしい。その生きた心地のしない経験は、この物語全体のテーマとなり、ホワイトアウトは「第14話 目覚めの章」でキーワードのひとつになりました。

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ホワイトアウトで生死の境を経験した小生はそれ以来、スタッドレスタイヤに変えるとシャベルと牽引ロープ、防寒用長靴、厚手の防寒用コート、手袋などを車に積む。

大雪の情報が流れている、今年の冬は寒さが厳しいのかな?雪になれていない地域の方は、お気をつけて!

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